中学受験体験記 アン・ローズHomestudy<2>
<2> 【小3・3学期】

初めての模試(第1回YT月例テスト)


長男くんがご近所塾に入塾したのは3年生の3学期。2月頃だったかな。
後から知ったのだけど、中学受験では2月が新学期開始だそうで、偶然にもちょうど「新4年生」の始め頃からのスタートとなった。

ほとんどがすでに3年生から入っていた子ばかりだったことに驚き。
同じ学校のクラスメイトも3〜4人いたことがわかってさらにびっくり。
みんな早くから塾に行ってるのね。
長男くんは2つあるレベル別クラスの下のクラスになった。

算数と国語だけの2教科と、理科・社会を加えた4教科と、どちらにするかを選択できるのだけど、長男くんは迷うことなく「4教科!」。
彼は理科が好きだから。
そうすると当然塾にいる時間は長くなる。夕方4時半過ぎから夜は8時半過ぎ頃までの週二日。お弁当持参。

「小学生なのに塾にお弁当持って、そんなに遅くまで…」となんだかかわいそうに思えたのだけど、本人はいたって楽しそうで毎回イベント気分。
塾での授業がおもしろくて仕方ないようで、「塾に行けて良かった」とニコニコ。

この時点で彼は中学受験ってなんなのかはわかっていなかった。
試験が必要な中学とそうじゃない中学があることも知らない状態。
ただただ「塾はおもしろい勉強を教えてくれるところ」だと感じていたようだ。

週に二日塾に行って、家では宿題をする、それだけ。
宿題はたいした量じゃなかったから負担にならなかったみたい。

親は全くノータッチで放任。
約一ヶ月に一度「月例テスト」というYT全体の模試があり、試験時間中に保護者会があるというので顔を出した。

初めての月例テストは3月頃だった。
校長先生(=塾の各校舎の責任者さん)が「月例テストでは偏差値が出ますが、高校や大学受験の偏差値とは違うことを知っておいてください」と力説。
「中学受験は母数が少なく、受験層は小学生全体の中でも学力的に上のほうのレベルの子たちが多い。
偏差値は真ん中が『50』だけれども、それは中学受験をする子の中で真ん中ということ。
例えば学校のクラスでトップくらいのお子さんでも偏差値60が出るかというとそうとも限らない。
学校のクラスで真ん中くらいだと、偏差値では40を切ってしまうことも十分ある。
びっくりなさらないでください。」
そのような主旨のことを聞いた。
なんだか「成績が悪くてもしょうがない」と言い訳されているように聞こえたのは気のせい?(^-^;

長男くんは、学校の成績は通知表を見る限りでは「まあまあかなぁ」のレベル。
クラスでトップだったら3段階でオールAのようなので、長男くんの偏差値は50くらいってところだろうか、とパパぽんと話していた。

月例テストの内容は、完全に復習テスト。
テキスト4週分の内容を理解できているかどうかを見るものなので、「できなかった問題をしっかり復習するんだよ」と長男くんには言っておく。
テストが終わると保護者会も終わって、親子一緒に解説授業を受ける。
「復元答案」という自分の答案を書き写したものを持ってきていて、解答も配布されるからすぐに採点ができちゃう。

国語の復元答案を見て「おや?」と。
解答欄が大きいところはみんな白紙。記号しか答えていない。
「何か書けば部分点はもらえるかもしれないから、空欄にしておくのはもったいないよ。とにかく埋めること。」
たしか最初のテストのアドバイスはそれだけしたように記憶している。

2週間ほどしてテストが戻ってきた。
結果は、4教科の総合偏差値が62。2800人中約280位。
「あれ?そんなに悪くないじゃん。」
4教科とも飛びぬけてできるものもなく、逆に飛びぬけて悪いものもなく、バランスよく60程度で、総合すると62。
国語はあれだけ空欄が多かったのに…と思ったら、平均点も低い。
そっか、みんなもやっぱりできなかったのねぇと納得。

「テストは返却されたときにもまた解き直しして、テキストを読み返しておくんだよ」とアドバイス。
ざーっとやったらしい。

そのころ、塾から電話がかかってきた。
「なかなか良い成績でした」なんて言われちゃうかしらと期待したんだけど(←バカ)、全然違う用件。

先生「春期講習の申し込みがまだなんですが…。」
ぽん「はい。申し込まないつもりですが?」
だってせっかくの春休みに、講習なんか行ったら遊びに行けないじゃないねぇ。
でも先生はかなり驚いたよう。
先生「塾生さんは講習は必修になっているんですが。」
ぽん「え?そうなんですか?」
塾で講習を申し込んでいないのは我が家だけだったらしい。

長男くんに聞いたら「行きたいんだけど、だめなのかと思って我慢してた」だそうで。
だったらもっと早く言えばいいのに…。
パパぽんと相談。
「まあ、本人が行きたがってるんならしょうがないかぁ」
旅行は春休み前に学校をさぼって沖縄に行くことにしていたし(^-^;、春休みは特に遠出の予定は入れていなかったからまあいいかぁ。

そんなわけで春期講習にあわてて申し込み。
授業料はいつもは銀行から引き落としなのだけど、講習は申込期限を過ぎていたので、直接塾に行って手渡しで納入。
まだ「講習って受けるものなんですねぇ」と事務のおねえさん相手にぼやきながら。

本人は大喜び。
そんなに嬉しいものなのか?と親は不思議だったけれど、きっとお友達みんなが通うから自分も行きたいってことだったんろうなぁ。

春期講習初日。帰宅すると彼は言った。
「今日行ったら、クラスがあがってたよ。」
あら。この前の月例テスト、やっぱり良かったのかな♪
それとも…。講習なんて行かなくてもいいもんだと思っていた甘い親へのサービスだったりして。。。

午前中は講習、午後は近所のお友達と遊ぶ毎日。
塾の宿題は朝起きてやっていた。
小さい頃から早起きだったものねぇ。

講習最後の二日間は、連続で模試があった。
塾生だけが受けるテストと、YTの春期学力判定テストだ。





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