中学受験体験記 アン・ローズHomestudy<5>
<5>【小4夏休み・その1】

現状の分析と攻略


◆もうすぐ夏休み◆

前回決めたように夏休みの目標は、8月末に2日続けてある模試でトップ10入り&偏差値70越え。
7月12日、1学期最後になる第4回月例テストが終わった翌日、家族で書店に行った。

◆過去の模試の結果分析◆

前日のテスト分も含めて、過去の模試の内容を分析しておいた。
これまでに受けたテストは、YT月例テスト4回分とYT春期学力判定テスト1回、それに塾内テスト1回。
計6回分のテスト結果の分析でまずわかったことは、算数と社会はできていて、国語と理科がもう一歩ということ。

算数は毎回ワンミス。それもケアレスミス。単純な計算を間違えたり、解答欄に書くべきものを取り違えたり。
内容の理解は大丈夫のようなので、これらのケアレスミスをなくし、より得意にしていけばいいはず。

社会は、4年生は日本地理で、なぜかこれが得意。
毎回ほぼ満点をとってくる。たまに漢字を間違えて1問落とすこともあったけれど。
地理が苦手なわたしには、どうしてできるのかさえわからない。
教える羽目にならなくてよかったと安堵するばかり。

国語は波が激しい。
おそらく勘で解いているからだろう。
それになんといっても語彙が少ない。
まあ、わたしとしては国語を教えるのはお任せあれ、なのでこの科目を教えるメインにしようと考えた。

理科は本人が一番好きな科目のはずなのに、どうも偏差値はぱっとしない。
分析の結果、いつも点を落とすのは「生物」の範囲だとわかった。
植物と昆虫、これがウィークポイント。
アサガオは一度咲いてしぼんだら同じ花はもう咲かない一日花だということも知らないのだ。
この生物の範囲もわたしの得意分野だからなんとかできそうだとは思うけど。

不思議だなぁ。
つまりはわたしの得意な国語と生物が長男くんは苦手で、わたしの苦手な算数や地理が得意だってことだ。
本当にわたしの子なのかしら?(笑)

◆夏休みに使う問題集◆

これら分析に基づいて、書店で何冊か購入した。

算数はパパぽんおすすめの『中学への算数』の別冊で『プラスワン』という問題集。
『大学への数学』は知ってたけど、小学生版もあるのね。
『大数』と同じく、解法・解説がエクセレント!
予習シリーズより難易度は高いけれど、これくらいの問題にチャレンジするほうが力になりそうだ。
『プラスワン』の中から既習分野をセレクトして毎日解いていくことにする。

社会は、白地図を1冊購入。サピックスの白地図を選んだ。
予習シリーズで習っていることと別の観点で出来るのではないかと思って。
それほど時間を割かず、夏休み中に1冊仕上げる計画。

理科は問題集は買わなかった。
予習シリーズや演習問題集、サブノートなど、これまでにやったものの中から、生物の範囲を総復習することにした。
苦手な科目はあれこれ問題集などを増やさないほうがいい。

国語は、まず語彙力をあげる必要がある。
単語を知らなければ文は読めない。日常会話と文章は違うのだ。
語彙力をあげるには、塾でやっている漢字はとても役に立つ。
漢字練習というのは、漢字を覚えるというより単語を覚えるのが目的だと考えて行うほうがいい。
だから塾で漢字が短文の中の一語として扱われているのはとても効果的だと思う。
でも語彙力としてはそれだけではまだ足りないようだ。
そこで抵抗なく入っていけるものとして、『ちびまるこちゃんシリーズ』を購入。
ポケットサイズの本で、『四字熟語』『慣用句』『ことわざ』がそれぞれちびまるこちゃんの漫画で勉強することができるもの。
漫画と侮るなかれ。面白く興味を持って勉強できるならなんだって教材だ。
語彙としてはさらにクロスワードパズルの雑誌を買って一緒に遊んだりもした。
ゲーム感覚で親が一緒に楽しむのも効果が高いやり方。

国語はそれ以外に、四谷大塚の『前年度問題集』を四谷のサイトで購入した。
(国語1教科単位では販売してくれないので、結局全教科買ったのだけど。)
1学期の模試の解きなおしをした後、前年度問題集を解いてみる計画。
前年度問題集は、去年のYTの月例テストと学力判定テストの過去問集。
模試の解きなおしの時点で「国語の解法」を学習し、それを新しい問題で確認するという流れ。

◆夏休みのスケジュール◆

帰宅後、夏休みのスケジュールをたてる。
夏期講習、学校のプールなどの行事と、学校の宿題、塾の宿題、購入した問題集などの家庭学習を割り振る作業だ。
わたしはエクセルを使えないので、一番早くできるHTMLでスケジュール表を作り印刷した(^-^;

学校の夏休みの宿題はほとんど無いに等しかった。
自由研究程度しかない。
自由研究は、近くにある早稲田高等学院で行われる理科の実験イベント講座に申し込んでおいた。
講座終了後、デジカメで撮った写真を使ってレポートにまとめた。
MSのパブリッシャーの使い方を教え、「パソコンでレポート作り」というのをプラス。
印刷してファイルに収め、これで自由研究は完了した。

8月の上旬に3泊4日で塾の合宿がある。
別に行かなくてもいいのだけど、本人がどうしても行きたいと言うので申し込んでおいた。
彼はイベントが好きなのだ…。
合宿の数日前に塾の登塾日が一日ある。その日に塾で宿題の進捗状況をチェックしてくれる。
それまでにほぼ塾の宿題を終わらせるように組んだ。

学校のプールもできるだけ毎日行くようにした。
(でも前半は天気が悪くて、プールが中止になることが多かった。
「もっと泳ぎたい」と言うので、お盆の頃にスイミングスクールの短期教室に行った。)
学校のプールがお昼前後なので、家庭学習の時間は、朝4時間程度・午後2時間程度にした。
早寝早起きの長男くん。朝の6時から勝手に勉強を始めてくれる。
午前中にその日にやることが終わってしまえば午後は外で遊んだり読書をした。

塾の夏期講習は8月最後の2週間。
算数の『プラスワン』と社会の『白地図』は、それが始まるまでに終わるようにする。
夏期講習中は毎日宿題が出るから、その期間は塾のことのみにしたほうがいいと判断。

夏期講習が始まる前、ちょうどお盆の頃に、前年度問題集をやった。
国語だけにしようかと思っていたのだけど「他の科目もやりたい」というので、1日1回分計6日間で取り組んだ。
だいたい制限時間の半分程度で解き終わるので、時間は短く済んだと思う。
午前中にスイミングに行き、午後問題集。そして解説。国語がメイン。
「論理的な国語の解きかた」を繰り返し教えた。
感覚で解いてはいけない、答えは全て問題文の中にある、ということを設問に即して説明していった。
「どうしてそれを答えにしたのか?」と説明させた。
選択肢の消去法や文中からの抜き出しはすぐに理解し実践できるようになっていった。
大学入試でやるような記号読解のさわりも少し。

読書もした。
「入試に出るような本」は読んでいない。
長男くんがおもしろく読めそうな本を薦めてみた。
結局彼が夏休み中に読んだのは、『二分間の冒険』、『二年間の休暇』(=『十五少年漂流記』です)、『宝島』、『星新一のショートショートシリーズ』などなど。
彼は特に『二年間の休暇』と星新一が気に入って、何度も読み返していた。
ちびまるこちゃんのシリーズも笑いながら読んでいた。

このような状況で夏を過ごした。
毎日の勉強はスケジュールに沿って、時に修正を加えながら、長男くん自身が自主的に取り組んだ。
「やりなさいって言われてからやるんじゃ意味が無いよ」というような話を夏前にしていたからだ。
それでもわたしもほぼ毎日つきっきりで、「できたよ」と持ってくるノートをチェックし、答え合わせをし、解説をした。
答え合わせは自分でしてほしいと思っていたのだけど、逆に「誰かが」チェックしてくれるほうがやりやすいらしい。
そうだよね、まだ4年生。いきなり多くを望まずに、できるペースでやっていけばいい。





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